注文住宅と比べて安い値段で購入できる建売ですが、間取りやデザインが選べないというデメリットも抱えています。
最初から決まっている内容が多いので、家づくりに対する自分の要望をすべて満たすことは難しいでしょう。
ハッキリ言ってしまうと、建売は理想のお家にはなり得ないと思います。
そこが建売が嫌われてしまう一番の原因でしょうが、では、実際に建売を購入した人はどんなことを思うのでしょうか?
建売に住み始めて半年の私たちがそんな視点で、住み始めてから今に至るまでの感想を語ってみます。
後悔したこと
好みじゃない壁紙がある
わが家の後悔ポイントその1は壁紙です。
わが家の壁紙は白とグレー、黒で統一されており、モダン寄りな雰囲気になっています。
モダンな雰囲気は好みなので、とても気に入っています。
しかし、主寝室の飾り棚がある場所の壁紙はちょっと明るめの青色になっていて、そこだけ違和感を感じるのです。
他のところと同じようなモノトーンの壁紙で良かったのに
飾り棚だけにアクセントになるような壁紙にしたかったのかな
壁紙は個性が出やすいインテリアなので、各部屋で色々な壁紙が使われる中で全ての壁紙が自分たち好みの壁紙になっていることは中々無いでしょう。
壁紙の張替は比較的DIYしやすい作業なので、いつか時間ができた時にゆっくり張替ようかと思ってます
ダウンライトがまぶしい
わが家の照明は基本的にダウンライトとなっています。
天井がスッキリ見えるので、見た目は気に入っています。
ただ、問題が一つありまして、ダウンライトはまぶしい上に調光機能が主寝室以外には無いのです。
まぶしいといっても上を向いて光を直視しなければ問題ありません。
むしろ照明が明るい分、部屋が明るく見えるので、良いと言えば良いのです。
しかし、この記事を執筆している時点でわが家には0才児の赤ちゃんがいます。
赤ちゃんは仰向けで寝ていることが多いですし、周りの物が自分より高い位置にあるので、上を向きがちです。
そんな中、天井にまぶしい光があると明らかに目に悪いでしょう。
これが調光可能なダウンライトであれば、何も問題はないでしょうが、わが家は主寝室以外は調光機能がありません。
なので、普段は下がり天井に付いている間接照明や赤ちゃんから遠い位置のダウンライトを付けて過ごしています。
まともにライトを付けられないので、部屋は暗めになってしまいます。
現在は対策を考えているところですが、調光スイッチを取り付ける形になるのかなと思っているところです。
正直リビングやプレイルームなど普段過ごす場所だけでも調光機能を付けて欲しかったです
建売だから、見栄え重視で照明のまぶしさまでは考えられていなかったのかな
ランドリールームが欲しかった
わが家には脱衣所に物干しが設置されています。
しかし、ここに服を干すと洗面台やお風呂を使うとき、服をかき分けて進むことになります。
脱衣所がよっぽど広くないとそうなるので、脱衣所に物干しは基本やめたほうが良いと思います
わが家はそんな感じなので、ラインドリールーム(物干しと洗濯機だけのスペース)が欲しいなーと毎日思って過ごしています。
しかし、建売はコスパ重視の住宅なので、ランドリールームといった贅沢な間取りはそうはないでしょう。
雪国暮らしなので、冬に外干しはできません(日中も氷点下なので凍ります(笑))
子供が大きくなってプレイルームが空くまで、脱衣所の物干しで耐えしのぐことになると思ってます(泣)
良かったこと
プロが考えた間取りはやっぱり快適
わが家はLDKや脱衣所はそんなに広くはありませんが、その分、パントリーやWICなど収納が広くなっています。
※わが家の構造についてはWEB内覧会をご覧ください。
家づくりを考えていた頃は20帖ほどの広いLDKに憧れていましたが、住んでみると意外と17畳ほどのわが家も良い感じです。
その理由としては、余計なものを全部収納にしまうことができ空間を広く使えるからです。
収納が十分に確保されていれば、食器棚や本棚などの収納を買い足す必要もありません。
また、収納以外にもキッチンからリビングとプレイルームどちらも見渡せる間取りだったり、主寝室にワークスペース&本棚、玄関と主寝室に飾り棚なども気に入っています。
保証や性能の面は注文住宅に負けない
わが家はセキスイハイムの建売です。
セキスイハイムは大手ハウスメーカーだけあって、60年続く無料点検やライフサイクルコストが安くなる高耐久建材、高い耐震性など保証や性能はそこらの注文住宅には負けません。
いくら建売が安いといっても、保証面が手薄かったらこの先、何十年と住み続けることに不安が出てきます。
ライフサイクルコストが高くつくなら、長い目で見ると高い注文住宅と変わらないお金を払うことになります。
耐震性が低ければこの先きっと発生する大災害で家がダメになります。
私たちは建売でもこれらの面については妥協したくなかったので、建売としては割高ですが、セキスイハイムの建売を選びました。
セキスイハイムの建売についてはこちらの記事でまとめていますので、興味のある方はご一読ください。
家計に余裕ができた
お家は人生で一番大きな買い物ですが、他にもお金が必要なことはいっぱいあります。
旅行にも行きたいですし、子供に習い事とかもやらせてあげたいです。
セキスイハイムの建売は同じ仕様を注文住宅で買うよりも1割は安いと営業の方から聞いてます。
それが本当なら、数百万円安い値段でハウスメーカー製の家を買えたのかなと思っています。
とは言え、わが家の収入も多くはないので家計にそこまで余裕があるわけでもありません。
でも、上手に節約していけば、旅行や子供の習い事くらいはきっと大丈夫なはずです。。。多分(笑)
まとめ
後悔したこと、良かったことを正直に書いてみましたが、トータルで考えるとやっぱり買ってよかったなと思ってます。
ちょっとだけ不便な点や気に入らない点はありますが、間取りが快適だったり、保証体制やライフサイクルコストの安さなど長期的な安心感だったりの基本的な点がしっかりしてますし、建売だけあってお値打ち価格で買えたことも満足感につながっている気がします。
建売に興味のある方はこちらで建売に関する記事をまとめていますので、ぜひご覧ください。
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