突然ですが、あなたはセキスイハイムにどんなイメージを持っているでしょうか。
CMをよくやっている大手ハウスメーカー?あったかハイムと阿部寛さん?
私たちも最初はそんなイメージでしたが、ネットで調べていくと良いこと悪いこと様々な口コミが書き込まれています。
「鉄骨だから寒い」や「大手企業は広告費がかかるから割高」など不安をかき立てるような情報に悩まされたものです。
結局、最後は自分たちの直感と営業担当さんの人柄を信じてセキスイハイムを選ぶことにしました。
今のところはとっても快適に暮らせていますので、自分たちの判断は間違ってなかったと思っています。
そして、実際に住んでいるからこそ、あの頃に見た口コミの真偽が見えてきましたので、セキスイハイムの真実を知りたいあなたにお伝えします。
値段が割高
大手は広告費にたくさんお金使っているから、建築費が割高になっている
セキスイハイムが広告にどのくらいお金を使っているのかは、正直私たちには分かりません。
しかし当然のこととして、広告にかかったお金は建築費に上乗せされているのだと思います。
ただ、地元の工務店と比べて格段に値段が高いかというと、そうでもありませんでした。
私たちは家づくりの条件として長期優良住宅であることや、極寒地域にも負けない断熱性能を考えていました。
しかし、それらの条件を達成するにはそれなりの資材を使うことになるので、地元工務店の見積もりもセキスイハイムと同じような値段だったのです。
結局のところ、地元工務店が安いのは資材のグレードを下げているからなんだと思います。
大手は広告費にお金をかけても、圧倒的な建築戸数を背景にした資材の大量仕入れでカバーできるので、実際はそんな割高にはならないのでしょう。
そして、どうせ同じような値段と性能であるなら保証体制やブランド力(信用)が良い方が安心だと思い私たちはセキスイハイムを選びました。
地元の工務店がこの先何十年も経営を続けられるか分からないし
鉄骨住宅は寒い
鉄骨は熱伝導率が木よりも高いから、家の中の熱が逃げやすくて寒い
鉄骨住宅で一番心配になるのはこれじゃないでしょうか?
こればっかりは住んでみないと分からないことですからね。
では、冬は24時間氷点下で、寒い日は-20℃にもなる極寒地域に住む私たちから声を大にして言わせていただきます。
セキスイハイムの家はあったかいです!
ちなみに床暖房ではなくパネルヒーターが各部屋に付いてる系の家ですが、
床もあったかいです!
セキスイハイムに住んでいない方は熱伝導率やUA値(断熱性能の指標)から高性能木造住宅と比較して言われているのだと思います。
理論値で多少負けてたって、あったかいんだよー!
実際にセキスイハイムに住んでいる方で寒いと言っている方は、おそらく暖房をケチっているからではと思います。
だって、こんな寒い場所に住んでいるウチでもあったかいんだから!
以上です。
光熱費が高い
鉄骨住宅は寒いから、光熱費が高くついてしまう
このお家に住む前は築10年のアパートに住んでいましたが、そこと比べると延床面積が倍になったにも関わらず光熱費はほぼ変わりませんでした。
変わらないというのは太陽光発電ができない冬の光熱費の話で、冬以外では太陽光発電がある分、圧倒的に今のお家のほうが安いです。
この家に引っ越してから、乾燥機機能付き洗濯機を買ったり、食洗機を一日2回使ったりしているから、今の生活のほうが電気をたくさん使ってるはずなのにね
外観がダサい
見た目が好みじゃない、ダサい
これは正直思います。
わが家が総2階の箱型で、なんの面白味もない外観をしているのが原因かもしれませんが、見た目にときめくことはありませんでしたね。
あと、セキスイハイムで使っている外壁材全般に言えることですが、見た目が私たちの好みではありませんでした。
私たちは建売を買ったので、外観を自由に選ぶことはできませんでしたが、例え選べたとしても消去法で選んだんだろうなーと思います。
外観については好みの問題なので、あくまで私たちの意見ですと前置きした上で言わせてもらえると外観がダサいのは意匠性の低さが原因でしょう。
正直、一つ一つのタイルの大きさや凹凸が中途半端なんです。
タイルは大きいタイルにすると重厚感が出ますし、小さくするとスタイリッシュな見た目になると思いますが、セキスイハイムのタイルの大きさはフツーなんです。
四角いタイルなんてトイレの壁かなってくらいに思います!
それは言い過ぎ(汗)
凹凸についても全然無い訳というわけではなく、多少は付いているのですが、やはり中途半場に感じます。
もっと陰影をハッキリさせた感じにしたほうが、テクスチャーを楽しめる素敵な外壁になるのに。
さて、あまりダメだしするのも住んでいて悲しくなってくるので、セキスイハイムの外壁の良い面についてもお話しします。
セキスイハイムの外壁は、全て自社製の外壁なんです。
大きく分けると磁器タイルとレリーフウォールの2種類が存在します。
簡単に説明すると、磁器タイルは値段が高い代わりに塗り替えが不要。
いわゆるメンテナンスフリーな外壁です。
一方でレリーフウォールは磁器タイルよりも安い代わりに塗り替えが必要になります。
塗り替えが必要と言っても30年も持ちますので、一生に一回塗りなおせば十分なのかもしれませんね。
むしろ30年後に塗り替えで外観のお色直しができるので、そう考えるとレリーフウォールのほうが良いのではとさえ思います。
メンテナンスフリーの磁器タイル外壁、30年塗り替え不要なレリーフウォール、、、
そうです!セキスイハイムの外壁の魅力はライフサイクルコストの低さなんです!
外壁材だけでなく、セキスイハイムは目地材もオリジナルになっていて、このガスケットも取り換えは30年に一度でいいのです。
外壁の塗装や目地材の交換の頻度は一般的に10~15年程度なので、セキスイハイムではその頻度を半分以下に抑えることができます。
外壁をメンテナンスするとなると毎回足場を組む必要がありますが、この足場だけで何十万と費用が掛かりますので、それを抑えられるのが本当に大きいです。
この機能性の高さを知ったので、デザインは多少好みでなくても受け入れることにしました
アフターサービスが悪い
契約したら後はほったらかしで、アフターサービスの質が悪い
セキスイハイムは60年先まで、5年おき(最初は半年、1年、2年)に無償点検が行われます。
この記事を書いている時点では、わが家はまだ半年点検を受けたばかりで、さすがに不具合は出ていません。
なので、これから経年劣化などで補修が必要になった時にアフターサービスがどうなのかはまだ分かりません。
しかし、入居後1か月後に行ってくれた点検では、最初から付いていたフローリングや壁紙の小さな傷をすぐに直してくれましたし、今のところ満足しています。
アフターサービスの質が悪いという口コミはどのハウスメーカーでも見られるものなので、あまり気にし過ぎても仕方ないですが、やっぱり心配になりますよね
大手ハウスメーカーは保証期間が長い分、ほぼ一生、アフターサービスのお世話になるしね
わが家もこれからずっとアフターサービスのお世話になると思うので、不満点等が出てくれば、ブログの中で記事にしようかと思います。
営業の対応がヒドイ
知識や経験の少ない営業だった。押しの強い営業で嫌だった。
私たちも4,5件のハウスメーカーを回りましたが、営業さんには色々な人がいました。
こちらが何も知らないことをいいことに高いオプションを無理やり進めてくる人や、契約を急かしてくる人などヒドイ営業もいます。
営業も結局人ですから、会社のカラーだけでなく人柄や職務経験などでも変わるのでしょう。
まさに十人十色ってことだね
相性が悪い営業に当たってしまったら、そのハウスメーカーで家づくりをするのが心配になってくるよ
恐らく、この口コミも実際にひどい営業に当たってしまった人のものなのでしょう。
ただ、私たちの場合で言うと、営業は大当たりでした。
私たちの営業担当氏は人柄も紳士的で、押しつけがましさは全くありませんでした。
人格に加え経験も豊富で、こちらが聞いたことは何でも答えてくれましたし、値下げやローンの相談も乗ってくれたので、安心して家を購入することができました。
悪い営業に当たりたくない場合は、知り合いに紹介してもらうことが一番です。
セキスイハイム以外のハウスメーカーでもそうだと思いますが、紹介の場合、紹介した人を担当した営業さんが紹介された人の営業も担当することになります。
知り合いの方がそのハウスメーカーで家を建てたからには、担当営業さんもしっかりした方でしょうから、いわゆる営業ガチャを防ぎたいなら紹介してもらうことが一番の解決策でしょう。
セキスイハイムの紹介制度についてはこちらの記事でまとめています。
北海道で建築予定の方限定ですが、私たちが紹介することも可能です
太陽光パネル・蓄電池は要らない
セキスイハイムはやたらと太陽光パネルや蓄電池を推してくる
太陽光パネルも蓄電池も昔と比べると格段に値段が下がったとはいえ、何百万とかかる設備なので、導入に踏み切るにはなかなか勇気がいるでしょう。
元が取れるかどうかも分かりませんし、太陽光パネルを屋根に設置すると家の外観にも影響します。
それでも私たちは太陽光パネルと蓄電池のどちらもを備えた家に住んでいます。
私たちが住む北海道では2018年に発生した北海道胆振東部地震で、道内全域が停電したことがあります。
私たちが当時住んでいたアパートも電気が復旧するまでに2日かかりました。
また、今は人生百年時代と言われるように、現在30代の私たちは今後60年以上生きていくことを想定しなければなりません。
60年もあれば、同じような停電災害がこれから何度も発生するでしょう。
そう考えていたので、太陽光パネル・蓄電池が備え付けられた建売として売られていた我が家はとても魅力的に映りました。
実際に住んでみるとやはり停電から守られているという安心感があります。
また、近年の電気代の高騰で太陽光発電の経済性が相対的に高まっていますので、家計的にも大変助かっています。
太陽光パネルでいくら節約できるのかはこちらの記事でまとめています。
蓄電池についても、安い深夜電力を貯めたり、太陽光発電で貯めた電気を夜に使いまわせたりして、節電に貢献してくれます。
以上のことから、実際に太陽光パネルと蓄電池を使っている私たちから言わせてもらうと、両者を導入することは超おすすめです。
快適エアリーが無いならハイムの意味がない
快適エアリー=あったかハイム=セキスイハイムなんでしょ?
快適エアリーの採用が最適解なのかについては、住んでいる地域や太陽光パネルの有無によるのかなと思います。
私たちが住んでいる雪国のように、雪の影響で冬に太陽光発電が使えなくなる地域だと、快適エアリー=電気暖房はモロに電気代がかかってきます。
最近は電気代が高騰しているので、暖房の中でも電気暖房は割高になりやすく、家計へのダメージが大きくなるでしょう。
ちなみに、私たちの知り合いでオール電化に住んでいる方たちは、今年(2023年)の冬の電気代に月10~15万円ほどかかっていたようです。
北海道セキスイハイムの建売は快適エアリーが搭載されておらず、暖房は灯油orガスとなっていますが、電気と比べて暖房費が安く抑えられるので、それで良いと思います。
逆に、通年で太陽光発電が可能な地域に住まわれている方でしたら、電気代を抑えることができますので、快適エアリー導入のメリットが大きいのではないでしょうか。
やはり、快適エアリーがあると空調機能以外にも、空調器具が床下などに隠れている分部屋がスッキリ見えたり、空気清浄フィルターを通した綺麗な空気で生活できたりと良いことづくめです。
私たちも雪国暮らしでなければ快適エアリーを導入したかったものね
温暖な地域に住んでいる人が正直羨ましいね
まとめ
いかがでしたでしょうか。
口コミが正しいかどうかについては、どうしても実際に住んでみないと分からないことが多いと思いますので、口コミをたくさん見れば見るほど、そのハウスメーカーで家づくりを進めていくことに不安を覚えていくことでしょう。
口コミの真偽を書いたこの記事も、言ってしまえば口コミの一種だと思いますので、これを読むことでさらに迷ってしまう方もいるでしょう。
結局のところは、自分たちとハウスメーカーの両者を信じられるかどうかなのだと思います。
しっかり家づくりの勉強をしておくこと、優秀な営業担当を見つけることが、良い家に出会うための王道になるのでしょう。
この内、家づくりの勉強は自分たちで頑張るしかないですが、優秀な営業担当については紹介制度を使うと簡単に出会うことができます。
セキスイハイムの紹介制度についてはこちらの記事でまとめていますので、ぜひご一読してみてください。
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